Home > つくるには > 愛農かまど製作のながれ伝承者と一緒に作る


このページでは愛農かまど製作のながれのなかで紹介した「伝承者と一緒に作る」方法について詳しく解説します。

伝承者はいわゆる施工業者ではなく、施主のサポートをしながら一緒にかまどを作り上げていく存在です。
伝承者と一緒に作る場合、伝承者に教えてもらいながら一緒にかまどを製作します。材料や道具の準備、設置場所、作り方などについても伝承者と相談しながら進めます。愛農会から「木型」をレンタルする必要があります。
自作する自信がない方にはこちらがおすすめです。また、伝承者から愛農かまどの歴史や愛農かまどを開発した愛農会についても話していただけますので、愛農かまどをより深く知ることができます。

―まずは愛農かまどを知ろう

自作を決める前に、事前に愛農かまど作りワークショップや愛農会や各地で開かれているかまどパーティーに参加する、すでに設置された方を訪ねるなどして、実際にかまど作りを体験したり、実物を見たり、作ったことがある人に話を聞くことを強くおすすめしています。
そのうえで、なぜ愛農かまどを設置したいのか?本当に愛農かまどがいいのか?どこに設置するか?を考え、伝承者と相談をしながら、楽しみとともに想像を膨らませていきましょう。
※愛農会から愛農かまど設置者をご紹介することも可能です。お問い合わせください。
※木型レンタルにあたってのルールなど、事前に愛農かまど諸規程の確認もしましょう。

―どの伝承者と一緒に作るか考えよう

愛農かまどを知ったら次はどの伝承者と一緒に作るかを考えましょう。
伝承者と出会うには以下の方法があります。
 ・自分で探す
 ・他の施主(愛農かまどを伝承者と一緒に作った方)から紹介してもらう
 ・愛農会から紹介してもらう

―伝承者と設置について相談しよう

一緒にかまどを作る伝承者が決まったら、どこにどんなふうに作るのか、どこまでの準備が必要か、製作について細かな打ち合わせを重ねていきましょう。
※伝承者によって製作支援範囲や準備している資料が違いますので各伝承者とご自身でしっかりと打ち合わせをしてください。

―伝承者、愛農会と連携しよう

製作の詳細が決まったら、木型のレンタル予約と必要があれば鋳物の購入申し込みを愛農会に行います。

まずはレンタルをする前に木型・設計図レンタル規程を確認しましょう。

規程の確認をしたら、木型レンタル申し込みフォーム、鋳物購入申し込みフォームから申し込みをしましょう。フォームを受信・確認後、愛農会から施主と伝承者にご連絡を差し上げます。このご連絡をもって木型レンタル・鋳物購入の申し込み受付完了となります。ここから木型レンタル~返却まで、施主、伝承者、愛農会で連携を取って進めていきます。

《木型・設計図レンタルにあたっての注意事項》

・木型・設計図のレンタルについて、受付完了=予約完了ではありませんのでご注意ください。
・木型・設計図の貸し出しは先着順です。お申込みいただいた日に貸し出しができない場合があります。
・フォーム送信から1週間が経っても返信がない場合は、お手数ですが以下までご連絡ください
公益社団法人全国愛農会:平日8:30-17:00 電話番号:0595-52-0108
・到着希望日の2週間前までには必ずフォームを送って下さい。2週間を切っている予約は受け付けられません。
・最長3ヶ月先までの予約を受け付けます。
・木型の空きを確認したい等お問い合わせは担当者:夏川(メール:natsukawa@ainou.or.jp)までご連絡ください。
・フォームへの記入は施主が行ってください。(分からないところは伝承者と相談して回答してください)

―愛農かまどを伝承者と一緒に作ろう

準備が整ったらいよいよ愛農かまどの製作です。
木型(とご購入いただいている場合は鋳物も)は原則製作開始日の2日前にお手元に届くようにお送りします。到着したら中身に不足がないか確認してください。
伝承者と一緒に、愛農会や愛農かまどの歴史にも思いを馳せながら、思いを込めて作りあげてください。
愛農かまど製作にともない発生した事故や怪我、トラブルにつきましては、愛農会は責任を負いかねますのでご了承ください。

―愛農かまど製作終了後

愛農かまどが完成したら、木型を綺麗にして、すべてのパーツが揃っているのを伝承者と確認のうえ、返却日までに到着するように愛農会にご返送ください。
・木型に同封しているアンケートにご協力をお願いします。
・完成後、乾燥期間を1ヶ月以上取り、火入れを行ってください。(季節や環境によって乾燥期間は変わります)

・かまどを使っていくなかで、モルタルにひびが入ったり、鋳物類が錆びたりということが発生します。完成したら、かまどとのお付き合いが始まります。長く使い続けていくために、かまどの声を聞きながら、大切にメンテナンスをしていきましょう。

※火入れ式やメンテナンス等、アフターケアへの関わり方は伝承者によって変わります。どの範囲までかかわっていただくのか、伝承者と事前によく打ち合わせをすることをおすすめします。

※煙突設置は燃焼効率・熱効率に影響し、また火災にもつながる重要な部分です。専門知識のある業者等に依頼して設置されることをおすすめします。煙突設置についての問い合わせには対応しかねますのでご了承ください

―まとめ

愛農会に連絡し、愛農かまどをよく知ったうえで伝承者と作ることを決定したら~
①伝承者を決める
②伝承者としっかりと打ち合わせをする(どこにどんな風に設置するか、何が必要かなど)
③フォームに記入・送信し、愛農会から木型を借りる。鋳物購入予定があれば購入申し込みをする。
④製作開始日2日前に木型(注文をしていれば鋳物も)が到着する(中身の確認をする)。
⑤製作開始
⑥製作終了後、木型を返却日までに返却する、アンケート回答、レンタル費用等の支払いをする
~終了
※煙突工事、火入れ、継続的なメンテナンスを行う

・製作を決める前にしっかりと愛農かまどを知りましょう。愛農かまど作りワークショップや愛農会や各地で開かれているかまどパーティーに参加する、すでに設置された方を訪ねるなどして、実際にかまど作りを体験したり、実物を見たり、作ったことがある人に話を聞くことを強くおすすめしています。
・伝承者と一緒に作る場合も必ず木型を借りてください。
・愛農かまど製作にともない発生した事故や怪我、トラブルにつきましては、愛農会は責任を負いかねますのでご了承ください。
・木型は、木型、設計図レンタル規程に従って利用してください。
・愛農会にご意見等がある場合はアンケートに記入欄がございますのでそちらにご記入ください。

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