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『少ない薪で煮炊きができる』

愛農かまどが普及されていた昭和30年ごろ、家庭の消費エネルギーの大部分は薪炭でまかなわれていました。

そのためかまどの熱効率の向上は重要な課題で、当時熱効率の良いかまどがいくつも開発されていたようです。

愛農かまどもそんなかまどのうちの一つ。薪を燃やして得た熱をできる限り余さず調理に利用し、かつお釜の底に上手に火が回りおいしくご飯が炊けるように、また煮えむらなく料理ができるように、焚き口と金輪のサイズの比率、焚き口から鍋底の距離、薪をくべるロストルの隙間のサイズ、ロストル面全体に占める隙間の割合、ロストルから金輪までの距離、煙突の直径などが設計されているそうです。

なかでも重要なのが木型によって形作る内部の構造。特殊な形状の焚き口底部から煙突へと続く煙道は熱の滞留時間が長くなるようにS字状に作られ、焚き口は一つですが、煙道の軌道上にもう一つ置くことができる羽釜でも余熱を利用し調理することができます。

また、かまどには珍しくオーブンが付いており、パンやお菓子を焼いたりグリルしたりと、オーブン料理を楽しむことができるのも特徴です。

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